
【健康・生活】
・睡眠・食事・排泄などの基本的な生活習慣を形成し、
健康状態の維持・改善に必要な生活リズムを身につけられるように支援します。
・日常生活に必要な基本的技能(食事、排泄、衣服の着脱、身の回りを清潔にすること、
あいさつ、マナーなど)を身につけられるよう支援します。
・生活のなかで様々な『あそび』や『学び』が促進されるような環境や活動を提供します。
【運動・感覚】
・『あそび』や『学び』を通じて、姿勢と運動・動作の基本的技能
(補助的手段や移動も含む)の改善及び習得を支援します。
・『あそび』や『学び』を通じて、保有する感覚を充分に活用できるよう、
あるいは補助的手段や代行が的確にできるよう支援します。
また、特性を踏まえた環境調整などの支援をします。
【認知・行動】
・ひとりひとりの認知の特性(こだわりや偏食など)を理解し支援します。
・適切な認知と適切な行動が習得されるよう支援します。
・感覚や認知の偏り、コミュニケーションの困難性から生ずる行動障害の予防及び対応の支援をします。

【言語・コミュニケーション】
・言葉だけではなく、さまざまな方法で意志のやりとりができるよう
コミュニケーションに必要な基礎的な能力を身につけられるよう支援します。
・『あそび』や『学び』を通じて、受容し表出することを支援します
・『あそび』や『学び』を通じて、具体的な事物や体験と言葉の意味が結びつき、
言語の形成と活用がなされるよう支援します。
・特性に応じた読み書き能力向上のための支援をします。
【人間関係・社会性】
① 愛着の形成と安定を図り子どもらしい自立心を育てるため支援します。
・『あそび』や『学び』を通じて、社会性の発達
(模倣から象徴あそびへ、一人あそびから協同あそびへ)を促すため支援します。
② 保護者へ寄り添いながら、伴走した支援をする
・個別支援計画に基づき、随時、相談援助や面談を行い、具体的な支援や配慮、
介助方法について 助言・提案します。
・発達のニーズや進級、進路に対し、必要な情報の提供を行います。
・保護者同士、きょうだい同士の交流の機会の提供やきょうだいに対する相談援助を行います。

③ 全ての子どもが共に成長できるよう可能な限り地域で育ち学べるよう支援する
・ライフステージを見据えた移行のための、評価・支援・調整を行います。
・地域における仲間づくりを推進します。
④ 子どもの育ちや家庭の生活に関わる関係機関と連携する
・保健、医療、福祉、教育などと連携し、子どものライフステージに応じた切れ目のない
支援のため、縦の連携を行います。
・関係者間のスムーズな連携のため、横の連携を行います。